倍掛け必勝法、マーチンゲールは有効なのか?

海外バイナリーオプションで真っ先に誰もがおもいつく必勝法。それがマーチンゲールです。私も例外なくそのひとりです。

1000円負けたら2000円かける。

2000円負けたら4000円かける。

4000円負けたら8000円かける。……。

勝率アップは間違いなし!負けるほうがおかしい……!

と考えていませんか?

そこが海外バイナリーオプションのミソであり、面白いところでもあるんです。皆さんが想定しているマーチンゲールはおそらく勝率50%での仮定で計算しているのではないでしょうか? マーチンゲールが必勝法になりえない理由があるんです。

個人の勝率によってマーチンゲール必勝法は死ぬ

マーチンゲールの勝率50%での実践は期待値でみたら実はマイナスらしいです。

たとえば1万円が軍資金だったとします。1000円からのマーチンだと3連敗で破綻です。勝率50%だと破産率は12.5%です。逆にすれば勝率は87.5%で一回のマーチンにつき1000円ゲットとなります。

そうなんです。1万円で1000円かけて勝率87.5%だとマイナスなんです。そして、いくら勝率が高くても決して破産リスクは0にはないのです。それは、つまり遅かれ早かれ死んでしまうということなのでしょう。

そこで話は終わりません。さて勝率50%としましたが、フタをあけてみると勝率50%って意外にも難しい数値なのです。

前回の記事でエクセル勝率計算方法で勝率だしたところ、

俺の勝率は 41% だったのです。

50%と41%では天地の差が出てきてしまします。前述した1万円でのマーチンでの破綻率で解説します。

勝率50%で3連敗する確率

12.5%

勝率41%で3連敗する確率

20.5%

その差はあきらか。いくらマーチンだろうが結局のところ、個人の勝率によって大幅に変わってくるのです。これがマーチンの落とし穴といったところでしょうか。俺が容易にニコ生主とかの「マーチンうめぇ!」に影響されて実際にやってみるとあきらかに「マーチンうまくなくね?」という激おこ現象になりうるのです。どのみちマーチンやってるやつは死にます。事故リスクはなくならない。

マーチンの場合は究極的に勝率にこだわる

ハイローは1.8倍のペイアウト、もしくはスプ有りの2.0倍のペイアウトが自分で選択できます。

マーチンをやろうと思うのならば、どっちが良いのか?

1.8倍を選択します。より勝率を追求するのがマーチンにはベターではないでしょうか。

連戦連勝を目指すために1%でも一回の勝率を高めていくいくことにマーチンの性質上、重要になってくるのです。

次回の記事で「3万円を300万円までいっきにマーチン手法で増やしたハイハイ」について紹介しますが、ハイハイの場合も1.8倍での取引を行っています。

バイナリーオプションでのゆるがない必勝法は何?

一撃性能より、破綻リスクがない方が優れた手法だと思うんです。定額でBETして、口座残高がこけずに右肩上がりで推移していくのが、最も理想的なトレードとなります。つまり、勝率51%を目指すということです。負けたら倍々に金額を釣り上げていくのは、実際にやるとなかなか難しい。マーチン手法大好きな俺は何回も死んでますからね(笑)

マーチン以外の他の方法を探したほうが懸命だと思います。

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