バイナリーオプションとFX私的比較!

最大の違いは「利益と損失の額が最初から確定している」点

バイナリーオプションを始めたばかりのころは、「結局のところFXと大差ないんでしょ?」としか思っていませんでした。
しかしやればやるほど、どんどんその違いに気づかされていったのです…。

その違いの中でも最も大きいと感じたのは、何といっても「利益と損失の額が最初から確定している」という点です。
FXであればエントリーした時点では利益の額も損失の額も当然ながら決まっていないわけですから、これはかなりの違いになりますし、最初のうちは結構な違和感も抱えていました。

しかし、そんな違和感と覚えると同時に、どこか心が軽いといった感覚もありました。
つまりFXを実践しているときより、バイナリーオプションをやっているときの方が遥かに冷静でいられたのです。

FXをやっていて最も恐いのは、不測の事態(たとえば大きな事件、事故など)による相場の急激な変化です。
たとえ現在保有しているポジションに利が乗っていたとしても、そういった事態が発生してしまえば、一瞬にしてそれが消え去ってしまいます。
さらにそればかりではなく、逆に損失が一気に拡大し、最悪の場合は資金が全て吹き飛んでしまうこともあるのです。

その点バイナリーオプションであれば、そういった最悪の事態を想定する必要はありません。
そもそもエントリー時に資金をいくら使うか決まっているわけですし、仮に不測の事態が発生してしまったとしても、最初に決めた金額以上に損をすることは決してないからです。

エグジット時に神経をすり減らさなくていいのもバイナリーオプションの魅力

FXを長く続けていく中で最もきついと感じていたのは、「エグジットのタイミング」です。
もちろん自分なりにルールを決めて取引をしているわけですが、利益を確定するにしても損切りをするにしても、全く躊躇せずに実行するというのは想像以上に難しいことでした。
なぜなら人間には、自分でもコントロールすることが難しい「欲」があるからです。

「あと少し待っていれば相場が反転して、損失から逃れられるかもしれない」とか、「いつ相場が反転するかわからないから、今すぐ利確してしまいたい」など、たとえ自分なりの取引ルールを持っていたとしても、そういった「欲」から逃れるのは簡単ではありません。

その点バイナリーオプションであれば、そんな欲との葛藤とは無縁でいられます。
なぜならバイナリーオプションは、エグジットのタイミングを自分で決めることができないからです。
自分で決められないというと不自由なイメージがあるかもしれませんが、それは決してデメリットではなく、メンタル的な面でいえばむしろメリットだということができます。
特に自分のようにエグジットのタイミングで迷いを感じてしまうようなタイプの人間には、非常にピッタリなシステムだといえるでしょう。

ただし戦略がないと勝ち続けられないのは同じ

ここまでバイナリーオプションとFXの違いを語ってきたわけですが、当然両者には共通している部分もあります。
それは、「戦略がないと勝ち続けられない」という部分です。

バイナリーオプションはたとえどんな取引であれ、基本は2択になります。
つまり適当にやっていれば、勝率はどうやっても50%だということです。
しかし当然そこから証券会社の取り分が引かれるわけですから、何も考えずに取引を繰り返していると、最終的には必ず赤字になってしまいます。

つまり勝率50%ではダメなわけですから、それを上げるための戦略が必ず必要になるわけです。
たとえばテクニカルを用いてみたり、取引する時間帯によってやり方を変えてみるなど、一定の工夫がいることになります。

このようにバイナリーオプションもFXも「まずは戦略ありき」という部分は変わらないのですが、常に相場に張り付く必要もなく、より小さなリスクで取引ができるバイナリーオプションの方が、敷居は低いといえるのではないでしょうか。

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